風本真吾の健康管理学事始め 第2回

風本真吾の健康管理学事始め 第2回

健康管理の内容は、3つに分かれます。その3つとは、寿命管理、体調管理、容姿管理です。

健康管理を行うには、まず、「未来の自分の身体はこうでなければいけない」という理想像、あるいは、目標像の設定が必要であることをお話しました。そして、それは、
「90歳を超えても頭脳明晰で、自分の足でどこにでも行けて、痛い痒いがなく、意欲高く、疲れを知らず、見た目の姿は50歳」
にするのがよい、とお話しました。この目標像の中身は、3つに分かれています。

寿命管理

まずは、90歳を超えるまで生きのびなければいけません。70 歳代、80歳代で死んでしまってはいけないのです。40歳代、50歳代で若死にしてしまうのは、論外です。とにかく生き抜く、命がある状態にする、長生きする。そのために取り組む諸行為を、寿命管理といいます。

90歳を超えるまで生き抜くためにはどうしたらいいか?その答えは、90歳までに死ぬような病気にかからなければいいということになります。では、死んでしまうとしたらどんな病気があるのか?それをしっかりと考え、死んでしまうような病気にかからないようにすることが、寿命管理の方針になります。
身の回りで死んでしまった人がどんな病気で死んでしまったかを、思い起こしてみてください。心筋梗塞、脳梗塞、クモ膜下出血、肺炎、胃ガン、肺ガン、すい臓ガン…数えていくと、それほどたくさんあるわけではありません。
自分の身体を分析して、それらの死んでしまう病気の一つ一つに対して、「その病気にかかりやすいか、かかりうるか、かかりようがないか」を考え、「かかりようがない」という身体の状態にセットアップする。それが寿命管理の具体的な方針になるのです。
死に直結する一つ一つの病気に対して、「その病気にかかるか、かからないかを 分析し、かからない身体へとセットアップする」という秘策をまとめたものが、予想医学です。予想医学を学べば、90歳を超えてもピンピン元気に生き抜ける確率が飛躍的に高まるのです。
なお、予想医学上、子供の頃の食生活による体質作りが、将来に大きく影響することがわかっています。

体調管理

「長生きしたからといって、何がいいのだ。ボケたり、寝たきりになったりして、周囲の人に迷惑をかけるだけだ」と叫んでいる人がいます。
そのように考えるのは、間違えています。健康管理というのは、ボケたり、寝 たきりにならないように取り組むことを含んでいるからです。つまり、長生きを目指したら、次に、頭が冴えて、ピンピン元気という状態にしなければいけません。
痛み、痒みに耐えながら生きていくのはつらいものだし、自分の足で遠くに出 かけられないのでは、生活が楽しくありません。意欲がなくなり家に閉じこもってしまうのも楽しくないですし、すぐに疲れてしまうのも面白くありません。
頭脳明晰で、自分の足でどこにでも行ける。痛い痒いがなく、意欲もあり、ちょっとやそっとでは疲れず、体調絶好調!!そんな身体を実現するために取り組む諸行為を、体調管理といいます。
頭が冴えた状態を目指すことは知能管理ということになりますが、これも体調管理に含めます。
体調管理には、根本的な身体作りという生涯にわたって取り組んでおくべきテーマと、体調不良をかわすための具体的で実践的な様々なテクニックの習得の2系統に分かれます。
「飲み過ぎ食べ過ぎで体調不良」「ストレスと過労で体調不良」など、原因が明白なものがよくあります。原因がはっきりしていれば、それほど心理的に苦しむものではありません。体調不良の原因がわからない時に、心理的な苦痛が加わって、本格的な体調不良となるのです。
「体調が悪い」の原因となる医学病名は、大量に存在します。分厚い医学書数冊分ほど存在します。しかし、それらを健康管理学の見地で考えると、わずか10個の系統しかありません。この10個の系統を学んでしまうと、体調絶好調の毎日を作り出すことができるのです。そこに体調管理の秘策があります。

容姿管理

「長生きできて、体調絶好調だからといっても、しわくちゃのおじいさん、おばあさんになっては、面白くもなんともない」
そんな声も間こえてきます。確かに、自分の姿に対する自信は、人生の楽しみを倍加させます。そして、自分の姿に対する劣等感は、人生の楽しみを半減させます。つまり、若々しい姿でいることは、健康管理の一環として、大きなウェイトを占めるのです。
この分野において、美容外科が大きな役割を果たしています。美容外科を否定してはいけません。医師の役割は、病気になった人を治療することだけではないのです。人に生きていくことの楽しみや喜びを与えることも、医師の役割なのです。
将来、美容外科のお世話になる、と考えるのは合理的ではありますが、若々しい姿を維持する、という目標を立てて、その目標を実現するために努力する、というのも楽しいものです。その実現のために取り組む諸行為を、容姿管理といいます。
40歳、50歳の姿のまま、まったく衰えることなく90歳を超える。そんなことは可能なのでしょうか?昔の1000円札の夏目漱石の写真を見てください。何歳に見えますか?どう見ても70〜80歳に見えます。しかし、この写真は、夏目漱石46歳の時の写真です。
容姿に関しては、昔の46歳は、今の70歳に相当するのです。未来の90歳が、今の50歳に相当する容姿となる日を作り出すのは、難しくはないのです。そのための秘策として、容姿、体力、意欲の回復医学が発達しました。その秘策を身に付けることが、容姿管理を遂行するコツなのです。

なお、容姿作りの一環として、子供時代の身長発育のことがあります。子供の背を高くしてあげるテクニックは、親が身に付けなければいけません。それも容姿管理学に含めます。

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