血圧が危険領域だったらどうする

血圧が危険領域だったらどうする

ある人の血圧が1日中同じ値であるということはありえません。血圧の値は1日の中でもめまぐるしく変動しています。
一般に日中の血圧はやや高めになり、睡眠中の血圧はやや低めになります。しかし、朝起きたときの血圧が1日のうちでもっとも高いという人もいます。また、日中は上が160もあるのに、寝る前は110しかないという人も珍しくありません。このように血圧の1日の変動には個人差が大きいことを理解してください。あなた独自の血圧変動パターンを知ることは、とても大切です。

緊張しているときや、イライラしているときなどは、血圧は一時的に異常値を示すことが少なくありません。睡眠不足でも血圧は一時的に上昇します。だから、健康診断で一度ぐらい血圧が異常といわれても、あわてることはありません。市販の血圧計を購入して、じっくりと血圧測定を行ってみましょう。あわてて病院に行ったりすると、それこそ「薬漬け」にされるのがオチです。考えてみると、診察室のたった一回血圧を測定しただけで薬を決めるなんて変な話です。

まずは、「1日4回測定」を行い、自分の血圧の特徴を正確に把握しましょう。上が130以上、または下が80以上は危険領域です。1日のうちでも一度でも危険領域の血圧になる場合、動脈硬化が年齢分以上に進行しているといえるでしょう。1日4回測定で、ほぼ全部が安心領域(上130以下、下80以下)の血圧なら心配ありません。
ときどき危険領域の血圧になる人は、ご自分の食生活を振り返ってください。よくいわれていることですが、塩分のとりすぎは確かに血圧上昇を招きます。日本人の1日平均塩分摂取量は約10グラムですが、仮に血圧が今、安心領域であっても、1日20グラム以上の塩分をとり続けたら、たちまち危険領域になってしまいます。
逆にいうと、あなたの血圧が今、危険領域であったとしても、塩分のとりすぎだけが原因なら、それは「仮の危険領域」といえます。

危険領域の血圧の人で、次のどれかに該当する人は、塩分をとりすぎている可能性があります。

  • 毎日1回は味噌汁を飲む
  • 朝食時にたくあんか梅干し、または塩鮭のどれかを必ず食べる
  • 飲酒時のおつまみに漬物を食べたくなる
  • 調理された料理にしょうゆをかける
  • そば、うどん、ラーメンなどの麺類食べたとき、汁を半分以上飲んでしまう

ひとつでも思い当たるものがある人は、早急に次の努力をしてください。

  • 味噌は減塩味噌を使う。具をたっぷり入れ、1日1杯しか飲まない
  • 梅干しは食べない。たくあんは3切れまで。塩魚は今までの半分にする
  • おつまみに漬物が欲しくなったときは、代わりに料理スティックを食べる
  • 出てきた料理に新たにしょうゆをかけない
  • 麺類の汁は2口まで

健康ワンポイントレッスンカテゴリの最新記事