医薬品より効果あり-グルコサミン&コンドロイチン

医薬品より効果あり-グルコサミン&コンドロイチン

年をとって体を動かすと、膝を痛めることがよくあります。中高年が運動をするときには、膝の軟骨を守る対策を立てておくことが重要です。

軟骨は骨の表面を覆っている弾力性のある組織で、骨と骨との摩擦を吸収して、関節をスムーズに動かすという重要な働きをしています。
膝の関節には、普段歩くときでも体重の3倍にあたる力がかかり、階段の上り下りでは体重の5~7倍もの力がかかります。そのため、他の関節に比べて軟骨が失われやすく、運動のし過ぎや加齢によって、どんどんすり減ってしまいます。そうして、関節のクッション役である軟骨がすり減ると、骨と骨とがこすれて、激しい痛みを生じるようになるのです。

この痛みを解消するといわれている成分に「グルコサミン」があります。すり減った軟骨を元に戻す働きと、軟骨が分解されてしまうのを防ぐ働きがある成分としてすでにおなじみの成分ですが、サプリメントとして気軽に摂れるため、人気は根強いようです。
グルコサミンは、もともと軟骨細胞を形成する基礎になる栄養成分ですが、体内での合成能力は加齢とともに低下します。そのため、食べ物から不足分を摂取して、老化による減少を補う必要があります。カニやエビなどの殻に多く含まれていますが、食品から必要量を補うのは難しいため、サプリメントを利用するのが適当です。
臨床実験では、非ステロイド抗炎症薬(病院でもらう痛み止めの薬)よりもグルコサミンのほうが、変形性関節炎の痛みと炎症を抑えるのに有効、との結果も出ています。つまり、グルコサミンのサプリメントは、医療用の薬より効果が勝っていることが証明されているのです
なお、グルコサミンは単独で摂取するより、コンドロイチンと併用することでより効果が高まります。コンドロイチンは、鳥や豚の軟骨のほか、納豆やオクラ、なめこ、フカヒレ、スッポンなどに多く含まれる成分です。

グルコサミンとコンドロイチンの組み合わせは、スポーツ障害の改善にもよく用いられており、グルコサミンとコンドロイチンのサプリメントを3ヶ月ごとに約1ヶ月間、毎日飲んで補充しておくと、軟骨の老化予防に役立ちます。運動をすると軟骨の老化が早くなるので、まだ症状がないという人も、予防のためにグルコサミンとコンドロイチンの摂取をおすすめします。とくに、ジヨギングや球技など、膝への負担が大きいスポーツをするときは、多めに補給しておくと安心です。

すでに膝の痛みを感じているという人は、痛みが消えるまで毎日グルコサミンとコンドロイチンのサプリメントを飲み続けてください。そして、痛みが消えても、さらに1ヶ月間はそのまま服用を続けましょう。その後は、3ヶ月ごとに約1ヶ月間の連続服用を心がけてください。

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