ダイエット中はお酒を控えたほうがよいですか?

ダイエット中はお酒を控えたほうがよいですか?

「ビール腹」という言葉もあるように、お酒を飲むと太ると思っている人は少なくありません。
しかし、それは違います。お酒を飲むことは、むしろダイエットの味方になるというのが、私の考え方です。禁酒をしない理由はふたつあります。

まずひとつは、アルコールそのもののカロリーだけでは、脂肪の蓄積にはつながらないということです。
人は酔うと、心臓の働きが活発になり、体温も上昇して、熱を放出します。つまり、お酒を飲むと、エネルギー消費活動が高まるのです。
アルコールは1グラムあたり7キロカロリーありますが、お酒を飲んで酔っばらった状態になると、アルコールそのもののカロリー分ぐらいは、体内で消費されてしまいます。ですから、アルコールそのものが原因で太ることはまずありません。
ただし、カクテル類や甘口の白ワイン、甘口の日本酒などには糖分がたくさん含まれており、飲み過ぎると太るので、控えてください。

また、おつまみにも注意が必要です。アルコールには食欲増進作用があるため、人によってはお酒を飲むことで、食べる量が普段の何倍にも増えてしまいます。しかも、酒の肴には高カロリーのものが少なくありません。
ですから、「ビール腹」というのは、正確には「ビールのおつまみ腹」なのです。お酒を飲むと食べ過ぎてしまうという人は、くれぐれもおつまみの選び方に注意しましょう。

ダイエツト中もお酒を飲んでよいもうひとつの理由は、お酒のもたらす健康効果です。アルコールを適量飲む習慣のある人は、まったく飲まない人より長生きするという調査結果があります。
日本人男性に限っていえば、2日間でアルコール約20g(日本酒に換算すると1合程度)を飲む人の死亡率が、もっとも低くなっています。
とはいえ、お酒の好きな人にとっては、日本酒を一日半合だけというのでは、もの足りないかもしれません。これまでのデータから考えると、日本酒なら一日1合ぐらいは飲んでもいいでしょう。その他のお酒の具体的な一日の摂取量の目安は、ビール中ビン一本、ワインは赤・白ともグラス2杯、ウイスキーならシングルで2杯、焼酎1/2合ぐらいです。
このぐらいの量を守っていれば、アルコールによる健康被害を気にする必要はほとんどありませんし、なにより悪酔いすることなく、楽しく飲めるでしょう。

このように適量のアルコールは、健康にもダイエットにも有効です。ダイエット中も気兼ねなく、適量のお酒を楽しんでください。

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