満腹ホルモン「レプチン」でやせる?

満腹ホルモン「レプチン」でやせる?

遺伝による肥満が3割

「体脂肪をへらしたい」というのは女性共通の願いです。体脂肪は、私たちの体内で合成され、合成された脂肪は分解されてエネルギーとなり、余分な脂肪は体の中にたくわえられます。このような脂肪の合成や分解は、脂肪細胞の中で行われます。

脂肪細胞には、白色脂肪細胞褐色脂肪細胞があります。白色脂肪細胞は脂肪を体内にため込もうとする性質があり、褐色脂肪細胞は体温を保持する性質があります。これまで、単なるガソリンンタンクとしか見なされなかったこの白色脂肪細胞が、満腹ホルモンといわれるレプチンを分泌していることが発見され、注目を集めています。

レプチンとは、脂肪細胞そのものから分泌されるたんぱく質ホルモンで、食べ過ぎると分泌され、視床下部に働きかけて満腹感を感じます。別名「満腹ホルモン」とも呼ばれ、それ以上食べなくてもいいという合図を脳に送り、エネルギー消費を促します。

このホルモンが正常に働いていれば、太ることもないのですが、なんと日本人の三人に一人はレプチンの受容体の遺伝子に変異があり、太りやすくやせにくいという調査結果が報告されています。同じ量を食べても太る人と太らない人がいるというのは不公平な気がしますが、肥満原因のうち遺伝が占める割合は三割程度といわれています。自分でレプチンの分泌をよくすることはできないので、過信せず、過食しないように食べる量を調節するしかなさそうです。

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