遺伝子検査

遺伝子検査

Q1 遺伝子検査でどのようなことがわかるのですか。

遺伝体質的に将来かかりやすい病気を予測することができます。

Q2 遺伝子検査は、どのようにしてするのですか。

採血するだけで検査することができます。

Q3 遺伝子検査は、どこでできるのですか。

メディカルサロンで検査できます。

Q4 将来、ボケるかどうかはわかるのですか。

ボケ=痴呆症=認知症は、大別して2つに分かれます。1つは、脳の血液の流れが減少したり、途絶したりして脳に血液が巡らなくなり、その結果、脳の機能が弱って発症するもの。このタイプは、脳血管性痴呆といわれています。これは動脈硬化の成れの果てであり、遺伝体質とは異なります。もう1つは、脳の各所には十分な血液が巡っているのに、脳の機能が低下して痴呆を発症するものです。このタイプがアルツハイマー病です。60歳ごろから発症することもあります。アルツハイマー病は遺伝の影響を受けているので、遺伝子検査で予想することができます。

Q5 アルツハイマー病の遺伝子検査の内容を具体的に教えてください。

すべての人の血液中に溶けているアポリポ蛋白をつくる遺伝子は、パターン別に6通りに分けられます。人類のすべては、この6通りのどれかを持っています。6通りとは、ε2ε2、ε2ε3、ε3ε3、ε2ε4、ε3ε4、ε4ε4です(ε:イプシロン)。この遺伝子パターンの中で、アルツハイマー病を発症させるのは、ε4です。ε4を持っている人からアルツハイマー病が発症します。特にε4ε4型の人は効率に発症します。万全の予防対策が必要です。

Q6 お酒を飲み続けたときに食道ガンが出る遺伝子があると聞きましたが・・・。

ALDH2の遺伝子パターンを解析すると、すべての人は、1/1型、1/2型、2/2型の3通りに分類されます。これらの中で2/2型の人はお酒を飲むとすぐに寝てしまったり、ひどく動悸がするなどの症状が出ますので、お酒は飲めません。お酒を飲めるのは、1/1型、1/2型です。この両タイプを比較すると、同じように多めのお酒を毎日飲み続けたときに、食道ガンを発症するのはほとんどが1/2型の人です。

Q7 タバコをすったときに、肺ガンが出やすい遺伝子、出にくい遺伝子があると聞きましたが・・・。

タバコ成分で危険なのは、なんといってもベンズピレンです。ベンズピレンは体内に入るとジオールエポキシドに変換され、強力な発ガン性を発揮します。このジオールエポキシドができやすいかどうか、あるいはジオールエポキシドが蓄積しやすいかどうかに遺伝子の影響があります。

Q8 私はタバコを吸い続けても長生きできるのでしょうか。

ジオールエポキシドに対する遺伝子パターンによります。ジオールエポキシドを合成する酵素CYP1A1の遺伝子パターンがA型で、ジオールエポキシドを処理する酵素GSTM1がN型であるなら、タバコをすい続けても長生きできるかもしれません。逆に、酵素CYP1A1の遺伝子パターンがC型で、ジオールエポキシドを処理する酵素GSTM1がD型であるなら、比較的若いうちに死んでしまうことでしょう。

Q9 心臓麻痺で突然死ぬのと遺伝子とは関係ありますか。

心臓を取り巻く血管に痙攣発作を起こさせてしまう遺伝子があります。eNOS遺伝子というもので、これがDD型の人は突然心臓麻痺を起こすことがあります。この遺伝タイプを持つ人は、急に冷たい水につかったり、お酒に酔った状態で運動するなどのことは決して行ってはいけません、一瞬の油断であっという間に命を失ってしまいます。

Q10 骨粗しょう症にかかるかどうかは、遺伝の問題なのですか 。

VDR(ビタミンDリセプター)と、ER(エストロゲンリセプター)の遺伝子パターンを調べれば、その人が骨粗しょう症を発症するタイプかどうかを予想することができます。

Q11 すい臓ガン発見されにくいと聞いていますが、遺伝子検査で早期発見はできませんか。

Ki-ras遺伝子というのがあります。このKi-ras遺伝子は、すい臓ガンの57~95%で変異を起こしています。それを利用して超早期発見に取り組むことができます。

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