成長ホルモンQ&A

成長ホルモンQ&A
目次

Q1 成長ホルモンは、もともとどのような作用を持っているのですか。

小児の身長を伸ばす作用を持っています。大腿や腕の骨に働いて、骨を長くする作用を持っています。したがって、成長期に成長ホルモンの分泌が悪いと背が低いままになってしまいます。また、タンパク質を作り出す作用を持っていますので、筋肉が育ちます。他に、脂肪を分解してエネルギーを生み出す作用も持っています。

Q2 成長ホルモンで身長は伸びるのですか。

17~18歳までで、骨がまだ成長する余力があるうちは、身長は伸びます。ただし、骨の成長余力がなくなった年齢(20歳以上)になると、もう背は伸びません。

Q3 体内に成長ホルモンはたくさんあるのですか。

13~17歳が体内の成長ホルモン量のピークです。20歳から25歳にかけて成長ホルモン量は急に少なくなります。近年、成長ホルモンは皮下組織の水分含有量を高める作用を持つことが知られました。20歳の女性の肌はパンと張っているのに、25歳にかけて急にしぼむのは、体内の成長ホルモンが20歳から25歳にかけて少なくなるからです。

Q4 医療現場では、もともとどのようにして使われていたのですか。

背が伸びない小児(低身長症)の治療に用いられていました。

Q5成長ホルモンが過剰だと巨人症になると聞いたことがありますが。

脳下垂体の病気などで、成長期に体内成長ホルモン分泌過剰になると、背が異常に高くなる巨人症になります。また、成人後に、体内成長ホルモン過剰が長く続くと顎や額が飛び出してくる末端肥大症になります。

Q6 成長ホルモンで若返るというのは、本当ですか。

手の甲を見てください。加齢とともにつまんだときのしわが自然にはもとに戻らなくなってきます。目じりを見てください。加齢とともに小じわができてきます。なぜ、肌がしぼみ、小じわができるかというと、その理由は、皮下組織の水分含有率が加齢とともに低下するからです。皮下の水分が減って弾力がなくなるのです。
なぜ加齢とともに水分含有率が低下するのでしょうか。逆にいえば、体内の何が、皮下組織に水分を集めるのでしょうか。医学研究の結果、成長ホルモンの作用によるものであると判明しました。
60歳を超えた人にでも成長ホルモンを投与すると肌の弾力はよみがえります。40歳ぐらいの人なら驚くほどの効果があらわれます。
そういう意味で、成長ホルモン投与により見た目の姿は若返るといえるでしょう。

Q7 成長ホルモンはどのようにして投与したらいいのですか。また費用は?

通常は、注射で投与します。それもインスリンと同じように自分で注射します。お腹や太ももに、週に3回注射します。注射すると作用が長く持続し確実な効果が期待できます。費用は美容外科などで6ヶ月約200万円です(四谷メディカルサロンだと6ヶ月約150万円)。
一方、四谷メディカルサロンでは、スプレータイプの舌下投与剤を開発しました。作用が短時間ですが、40~50歳の人や60歳以上の人でも比較的若く見える人には十分な効果が現れます。費用は2~3か月分で5万8千円です。

詳しくは成長ホルモンのホームページをご覧ください。

Q8 成長ホルモンの投与で真っ先に感じる効果はどのようなものですか。

疲労感がなくなり、身体が軽くなった感じがします。うずうずとしてじっとしていられない気分になり、運動などに出かけたくなります。将来が楽しく感じ、夢と希望にあふれる未来をイメージできるようになります。そのようなポジティブな生活になるという精神神経的効果が真っ先にあらわれます。
と同時に、眼の力が強くなります。夜遅い時間は、もう本などを読めなかったという人が、平気で読書を再開できるようになります。
そして、スタミナが増強します。夕方にはもう疲れていたという人が夜遅くまで平気になります。また、2階に上るだけでも息切れしていたという人が、4階まで駆け上がっても平気という状態になります。
以上の3つが、成長ホルモンを開始して真っ先に感じる効果です。

Q9 内臓脂肪が減って、お腹がへっこむと聞きましたが・・・。

投与開始後3~4ヶ月たった頃に、お腹がへっこんでくることに気がつきます。成長ホルモンにはもともと脂肪分解作用があります。特に内臓脂肪が分解されてお腹がへっこんできます。
30歳ぐらいまでは食べ過ぎても内臓脂肪はあまりつきません。体内に成長ホルモンがそこそこあるからです。30歳を超えるとお腹が出やすくなってきます。体内の成長ホルモンが減ってしまうからです。

Q10 不足するとどのような症状が現れますか。

成長ホルモンは皮下組織の水分含有率を高めますので、肌にハリが出て、小じわがなくなってきます。口の横の深いみぞがなくなる人もいます。全体的に弾力に富んだ肌になります。

Q11 スポーツ競技ではドーピングにならないのですか。

持久力が高まる結果、長距離走のタイムが飛躍的にアップします。したがって、アマチュア競技ではドーピングにあたると認定されています。ただし、成長ホルモンはもともと体内にありますので、ドーピングしているかどうかを調べようがありません。

Q12 夜になると眼が疲れて本を読む気になりません。成長ホルモンで改善しますか。

改善します。投与開始したときに初期に感じる効果の1つです。

Q13 記憶力が高まると聞きましたが。

60歳を超えている人に実感されます。脳機能が著しく改善するのでしょう。会話の反応が速くなり、周囲の人が驚くこともしばしばです。

Q14 夜、トイレにいくために何度か目が覚めます。これは改善しますか。

改善します。夜尿回数の改善は著名です。夜に排尿のために2~3回眼が覚めていた人が、0~1回に減少します。皮下組織に水分を貯められるようになるので、寝ているときに排出する必要がなくなるからです。

Q15 家で閉じこもりがちだった妻が、成長ホルモンを開始したところ、よく買い物や食事に行きたいというようになりました。成長ホルモンの効果でしょうか。

まさに成長ホルモンの効果です。気持ちが明るくなり、前向きになる結果、美味しい物を食べに行ったり、買い物に出かけたくなったりします。成長ホルモンのおかげで家でふさぎがちの老夫婦が楽しく出かけるようになったという例はたくさんあります。若い頃のようにいろんな物に興味を持って楽しもうという感覚がよみがえります。

Q16 成長ホルモンを使ったところ、身体がラクになってよく運動するようになりました。成長ホルモンの効果ですか。

スタミナが高まるのは、成長ホルモンの効果です。これには余談があります。
健康管理指導で、「運動してください」と指導してもなかなか運動しない人がたくさんいます。そんな人に成長ホルモンを投与すると、自分からすすんで運動するようになるのです。身体がラクになって、心の底から運動したいという気分になるようです。

Q17 ガンも成長するのですか。

「成長」という名がついているので、ガンも成長する、と勘違いする人がいます。あくまで青少年期に身長を伸ばすので「成長ホルモン」と名づけられたのです。成長ホルモンの作用は、タンパク同化作用、脂肪分解作用、骨伸長作用、皮下組織水分貯留作用などですので、よほどの特殊な場合でないと、ガン細胞の増殖作用とは関係ないというのが定説です。

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