あなたは「資産」を蓄えていますか?

あなたは「資産」を蓄えていますか?

風本先生の「背を伸ばす医療」を見学していたときのことです。
先生と中学生、そしてそのご家族との間には、すでに人間関係が作られていることは見て取れました。

先生が中学生を諭します。
「この世に産まれ、両親に保護されて生きてきたなら、恩返しをしなくちゃならないよね。その恩返しって何だと思う?」

中学生は必死に答えを考えています。
「恩返しとは、昨日より今日、今日より明日と資産を増やしていくことなんだよ」

ハテナ顔の中学生を後目に、先生は続けます。
「自分はまだ子供だから資産なんて増やさなくていいって顔をしているね」

心の中を言い当てられ戸惑う中学生。さらに資産とは何かと問われ、ここで初めて口を開きました。
「お金とかマンションのことでしょ?」

「資産はお金のことじゃない。資産といえば、第一に知的資産。分かりやすく言うと、勉強して身につけたこと。いつでも自分の頭から取り出せる資産。この資産を毎日増やすことが重要なんだ。そして、第二は人的資産。自分が蓄えた知的資産を人に教えてあげることで感謝され、人的資産はどんどん増えていくんだよ」

そして、先生はここからが最重要事項だと前置きをし、第三の資産について話し始めました。

「第三の資産は名声。知的資産と人的資産を蓄えたら、次は名声を高めることに取り組む。名声というのは自分がいないところで人が自分の事をどのように噂しているかということ。これは世の中で一番大切な資産なんだよ」

続けて「名声を高めるための最大の秘訣とは何か」と問いかけました。早く答えが知りたい!と身を乗り出す中学生を鎮めるように、先生は一呼吸置き、「名声を高めるための最大の秘訣は親孝行をすること。親を大切にし、親を思いやる姿を内外に示すんだ。すると自分の名声が高まっていくんだよ」と語りました。中学生は感嘆に満ちた表情を浮かべ、同席していた母親からも、その感動ぶりが伝わってきました。
知的資産、人的資産、名声。これら三つを十分に蓄え社会に飛び出せば財的資産は後ろについてくる。僕はたいへん納得しました。確かに僕の周りにいる成功者は、皆そろって親を大切にしていたのです。

僕も親を大切にしています。親がいなければ僕はこの世にいないのですから。そう考えると、一流の人たちはすべて自分をこの世に送り出してくれた親という存在への感謝を自然としているのだと思います。
僕自身まだまだいずれの資産も足りていません。これからも風本先生のもとで勉強を続けていかなくてはと思いを新たにしたエピソードでした。

真吾学カテゴリの最新記事